愛犬が他人に噛みついてしまった時飼い主の対応義務は?

しつけをちゃんとしていて、噛み癖のない子でも安心はできません。
過度になでられたり、子供にしつこいされたり、危険を感じて噛んでしまうことも無いとは、言い切れません。

愛犬が人を噛んでしまった時の飼い主の対応

愛犬が危害を加えてしまった事の責任は、すべて飼い主さんです。
ケガさせてしまった…どうしよう。
なんで、いつもいい子なうちの子が?
気が動転してしまいますが、適切な対応を取れるよう、ワンちゃんとお出掛けできるようになったら知っておきましょう。

謝罪

まずは、誠心誠意をもってしっかり謝る。忘れてはいけないことです。

次に繋げる場所を探したり、遠ざける対処をしましょう。

  • 同伴者がいる場合は、連れて帰ってもらい病院まで同伴する。
  • 1人の時は、被害者の方の連絡先を教えてもらい、愛犬を家に置いてから病院へ駆け付けるようにしましょう。

病院を受診してもらう

「大したことないから大丈夫。」と受診することを拒まれても、狂犬病は致死率100%の恐ろしい病気であることや、その他にも、どんな病原菌を持っているかわからないので、必ず病院に行くよう説明しましょう。

どんな予防接種を受けているか、知らせる必要もあるのでできる限り同伴しましょう。

費用は全額飼い主負担

飼い犬に噛まれた場合は、健康保険は使えません。
・第三者等の行為による傷病(事故)届
・負傷原因報告書

を提出し、かかった治療費と交通費はすべて飼い主が払う義務があります。
被害者が加入している健康保険で支払った3割分と、残りの7割は健康保険協会から後日請求がきます。

保健所に連絡と動物病院受診が義務

24時間以内に所轄の保健所に「飼い犬の咬傷届」を提出する義務

咬傷届とは
保健所が聞き取りをするのに、飼い主・被害者・被害者が受診した担当医の三者が提出する必要があります。


■噛んだ犬を48時間以内獣医師に診せる義務

狂犬病や感染症にかかってない事を証明してくれる『検査証明書』をもらい保健所と被害者に提出します。

被害者との話し合い

手続きを済ませたら、改めて謝りに行きましょう。
お見舞い金を持って行き話し合い、和解できるケースや仕事を休んだ賠償金を請求されるケースもあります。

ペット保険の『個人賠償責任保険』

高額な損害賠償を請求されてしまった時、個人賠償責任保険というものに入っていると安心です。

年間1,000円前後で特約をつけられる保険会社が多いです。
しつけがまだ完璧でない、元気のいいワンちゃんなどは付けておくといいかもしれません。

ですが、個人賠償責任保険はご自身で契約している火災保険・自動車保険・クレジットカードの補償が付いていることがあります。
自分や家族が他人に危害を与えてしまった時に使えるもので、飼っているペットも該当します。

二重にかけていたら無駄になってしまうので、確認してみたください。

まとめ

犬を飼い始めたらしつけが重要なことをわかって頂けたかと思います。
ですが、愛犬がどんなことに驚き、身を守るために他人に噛み付いてしまうかは予想できません。

事前に備えておける賠償責任保険の加入も検討しておくといいでしょう。