愛犬の死に備えて慌てず対処するために身に付けておきたい知識

死という事は考えたくない事ですが、いずれ必ずやってくるものです。
どんな流れでどんな手続きをしてあげればいいのかを知っておく必要もあると思います。

死後硬直への対処

手足⇒腹部⇒頭の順で死後2~3時間後くらいから始まり、24時間後にピークを迎え徐々に緩んでいきます。

体を伸ばしたまま硬直してしまうと、棺に納まりずらくなってしまうので、
足を丸め寝ている体勢にしてあげます。

目や口も閉じた状態に戻してあげましょう。

適切な安置

用意するといい物は、

  • 棺(本格的な物もありますが、箱状のものや段ボールでも可)
  • タオルやペットシーツ
  • 保冷剤・ドライアイス 

などです。

身なりを整えてあげる

毛並みを揃えたり、汚れているところを拭いてあげましょう。
口やお尻から体液が漏れてくることがあるので、こまめに拭いてあげたり綿を詰めてあげます。

生前の姿を保つ

腐敗を遅らせるためにドライアイスや保冷剤を、頭や体の部分に置いてあげましょう。季節によって変わりますが1週間前後のお別れ前に一緒に入れる猶予が作れます。
好きだったおもちゃ・おやつも一緒に入れてあげましょう。

葬儀の手配を進める

庭に埋葬、行政に火葬を依頼、専門業者に依頼するなど方法は家庭によって様々です。

庭に埋葬する

これは、私有地という事が前提です。
借りている土地や畑などに勝手に埋めるのは、犯罪です。

寄生虫や悪臭、動物に掘り起こされてしまうのを防ぐためにも1m以上の深さに埋めましょう。

行政に依頼する

ペット用の火葬炉があり、返骨してくれる自治体もあれば、ほとんどのところは焼却扱いで廃棄物として処分されるなど、自治体によって大きく差があります。
費用は安価で済みますが、ゴミとして扱われてしまうのは飼い主さんとしては不快に感じる方法かもしれません。

訪問火葬業者に依頼

トラックやワゴン車に火葬炉を設置した専門車で、自宅あるいは近所の目が気になる場合は移動し、立ち合いのもと骨上げもできるプランや、引き取りにきてもらい合同火葬後、霊園に埋葬してくれるプランもあります。

事業開業に届けが必要ないエリアもあり、悪徳業者が存在します。
2010年には、訪問火葬業者が預かった遺体100体を、費用削減のために埼玉県の山中に不法投棄していた事件もあり、問題になりました。

役所に死亡届を提出

死亡してから30日以内に、お住まいの市町村役所に死亡届を提出することが義務付けられています。
犬鑑札、狂犬病予防注射済票も一緒に提出しましょう。

※必ず必要な手続きです。

なぜ役所に届け出ないといけないかというと、狂犬病予防接種の管理をしているからです。
この手続きを行わないと、狂犬病予防のハガキが前年通り送られてきて、予防接種をしていないと20万円以下の罰金となることもあります。

ペットとのお別れ

愛犬が死んでしまってからでは、ペットロス症候群という言葉があるくらいですので、何もやる気になれないくらい落ち込んでしまい戸惑ってしまう人がほとんどでしょう。

ペット霊園や火葬をお願いできる業者を事前に調べておくと焦らず対処できるで知っておくことも大切です。