愛犬に必要な予防接種とスケジュール

 

ペットショップでワンちゃんを買うならば、予防接種を済ませてくれています。
ですが、生まれたばかりの子犬をもらってきたり、保護してあげた場合は、自分で予防接種をしてあげなければなりません。

ドッグランやトリミングサロンに入るには予防接種をうけたことがわかる証明書が必要となります。

狂犬病予防接種

狂犬病は感染して症状が現れれば致死率が100%という恐ろしい病気です。
人間をはじめとするすべての哺乳類が感染するウイルス性の感染症です。

生後91日以上の全ての犬に接種することが、法律により義務付けられています

そして翌年からも毎年1回必ず接種する必要があります。
毎年3月にハガキが届き4月1日〜6月30日の間に打つことが義務付けられています。

自治体によって異なりますが、3,000円程度で受ける事ができます。
毎年届くハガキに記載されている場所に行き集団接種でも、個人で動物病院でも可能。

接種が済んだら、市町村に届け出をして「狂犬病予防注射済票」を交付してもらう必要があります。

畜犬登録

狂犬病予防接種と同時に生後91日〜120日の間に狂犬病予防法第4条に基づき、登録が必要です。
それ以降に飼い始めた方は、飼い始めた日から30日以内の登録しましょう。

費用は約3,000円
登録すると「鑑札」が交付されます。

「狂犬病予防注射済票」と「鑑札」は大事に保管しておきましょう。

混合ワクチン内容と費用

ワクチン料金表
・5種~6種混合…約4,000円~7,000円

・7種~9種混合…約7,000円~9,000円

・10種~11種混合…約9,000円~12,000円

料金は各病院で異なりますが1種1,000円~が目安でしょうかね。

  • 5種   ジステンパー、犬アデノウイルスⅠ型(犬伝染性肝炎)、犬アデノウイルスⅡ型(犬伝染性喉頭気管炎)、パルボ、イヌパラインフルエンザ
  • 6種   5種+犬コロナウイルス
  • 7種   5種+レプトスピラ2種
  • 8種   6種+レプトスピラ2種
  • 9種   6種+レプトスピラ3種
  • 10種 6種+レプトスピラ4種
  • 11種 6種+レプトスピラ5種

のワクチンが入っています。

混合ワクチン接種スケジュール

狂犬病は義務ですが、混合ワクチンは飼い主さん次第の任意です。

ワクチンの対象となる感染症が5種、6種、8種、11種などに分かれています。
何種のワクチンにするかは、生活環境や体調を獣医師さんと相談して決めてください。

特に子犬は免疫力が非常に弱いため、5種~6種の混合ワクチン接種を推奨されています。

混合ワクチン(1回目)

生後2か月
子犬は親から貰った免疫が少ないため、
ワクチンを数回に分け接種することで病気から守ってあげる必要があります。
子犬のワクチン接種は、時期と種類が重要なのです。

混合ワクチン(2回目)

生後3か月
親からの免疫が無くなる時期で、ワクチンの追加接種を行います。
狂犬病ワクチン接種、登録もする時期になります。
ですが、混合ワクチンと狂犬病ワクチンの同時接種は禁止。
獣医さんにどちらを先に接種したらいいかを相談してみましょう。

混合ワクチン(3回目)

生後4か月~5か月
ワクチンを追加接種することで十分な免疫力をつけることができます。
一般的には、4ヶ月齢での最終接種が常識です。
屋外への散歩は、3回目のワクチンを打ってから1週間~10日後から散歩してもよいとされています。

混合ワクチン(4回目)以降

4回目の接種は3回目を受けてから1年後
5回目以降は、2~3年に1回が一般的なようです。

フィラリア予防

フィラリアは蚊が媒介する寄生虫で、フィラリア仔虫を持った蚊が犬を吸血すると、体内に入り成虫となり、心臓に寄生する死につながる病気です。

蚊が発生する期間は、月に一度感染した仔虫を駆虫する必要があります。
1年有効な注射タイプ・毎月飲む錠剤、滴下剤タイプなど投薬タイプに種類があるので愛犬に合ったものを選んであげましょう。

フィラリアと同時にノミ・マダニ予防も

ノミはやノミアレルギーなどの皮膚病の原因になったり、瓜実条虫を媒介したりしますし、マダニは貧血、アレルギー性皮膚炎などの症状を引き起こし、バベシア、日本紅斑熱、ライム病、Q熱、エールリヒア症などを媒介します。
フィラリアと一緒にノミ、マダニも予防できる薬が一般的になってきています。

まとめ

法律で義務付けられている狂犬病予防接種は必ず受けてください。

混合ワクチンは、何種が適しているのか獣医師さんに相談し、
病気を予防してくれる為のワクチンですが、アレルギー反応を起こすワンちゃんもいることを頭に入れておいてください。
人間の赤ちゃん同様、1歳になるまでは慌ただしい予防接種スケジュールですが、かわいい愛犬が病気にかからず暮らせるためにしっかり予防接種を受けさせてあげてください。