老犬のトリミング問題 ストレスを減らしてあげたいなら自宅でシャンプーを

老犬になってきて、元気がないな。でもキレイにしてあげたい。
と感じている飼い主さんへトリミングの重要性と愛犬にかかる負担はどのくらいなのかをまとめました。

老犬になってもトリミングは必要

老犬になってからのトリミングは、おしゃれをする為の目的ではなく、清潔に保つ為、お手入れをしやすくする為を目的に必要とされています。

老犬にとって長時間のトリミングはストレス

慣れない場所で待たされて、あまり知らない人に触られるということがストレスです。
視覚・嗅覚・聴覚などの体の器官が衰えることで、とにかく不安にかられる傾向にあります。

愛犬の負担を人間が体感するとどんな感じなのか?

  • シャンプーは5kg位の小型犬で5分~10分ぐらい掛かります。
    これを人間で考えたら、約1時間シャワーを浴びたり続けることになります。
  • カット中はトリミング台にずっと立っていなければなりません。
    私たちも同じ場所に1時間立っていなさい。と言われても相当キツイことです。
  • ブローは人間なら頭だけなので体の一部分1/6か1/7位にしか風が当たりませんが、ワンちゃんの場合は体の半分や1/3の面積に風が当たってしまいます。相当負担は大きいでしょう。

トリミングを断られてしまう理由

10歳を境にトリミングを断られてしまったり、動物病院のサロンへ替わるようにと勧められるようになります。
トリミング中の、急な体調の変化から死に繋がってしまう病気になってしまったりと、不慮の事故が起きてしまうかもしれません。
なので誓約書を書かされることもあります。

最初からずーっとサロンを変えずトリマーさんとワンちゃんの間に信頼関係が築けていたり、ワンちゃんのことを知り尽くしてくれているサロンでしたら、シニア期でも引き受けてくれると思います。
むやみやたらにサロンを変えてしまわず、常連になっておくといいでしょう。

飼い主ができることはしてあげる

日頃からこまめにブラッシングして毛玉を作らない、今日はシャンプー、明日は爪切りのように何日かに分けてあげることも愛犬への負担を軽減させることやトリミングの時間短縮につながります。

シャンプー




飼い主さんに洗ってもらえることで、不安な気持ちも減り、ワンちゃんにとってストレスを軽減させてあげられる1番の方法です。
室内とお風呂場の気温差をなくしてあげる事から始めましょう。

温度調節に気を付けて

年を取るとワンちゃんも心臓病など発症しやすいです。
ぬるま湯くらいが調度よく36度〜38度のお湯で洗ってあげましょう。
お風呂場が暑すぎたり、湿気が高すぎると呼吸が苦しくなってしまいます。

シャワーは体から離さずシャワーヘッドを体に密着させてあげると、顔にも水が飛ばず、シャンプーの洗い残しもなくせるでしょう。

タオルドライ

タオルドライをしっかりやってあげればドライヤーをかける時間を減らすことができます。

ドライヤー

根本からしっかり乾かせてあげましょう。
ドライヤーは、弱風で火傷をしてしまわないように、肌から30cm程離してあげましょう。
完全に乾かさないと湿ったところが毛玉になったり、皮膚病の原因になったりするので、気を付けて下さい。


バリカンやトリミングシザーでトリミング

素人がハサミを使ってカットするのは至難の業です。
ワンちゃんは急に動くので目の周りのカットは失明させてしまったり、耳を切ってしまったりといったトラブルも起きかねませんので、バリカンがおすすめです。
強く当てすぎると肌が赤くなってしまったりするので、気を付けてあげましょう。

まとめ

トリミングから戻ってくると、「可愛くしてもらってよかったねー!!」
なんて飼い主目線でそんな言葉を愛犬にかけてしまっている私は、トリミングが愛犬にこんなに負担がかかっているとは予想以上のことでした。
ワンちゃんを大事に思ってくれるトリマーさんを見つけてあげられるといいですね。

シニア期になってからではなく、幼犬の頃から自宅でのシャンプーに慣れさせておくといいでしょう。
愛犬も飼い主さんが1番大好き。定期的なケアをしてあげましょう。