セラピードッグがもたらす効果☆認知症にも効果あり

セラピードッグという言葉、
ここ数年で耳にすることが増えたのではないでしょうか?

ワンちゃんとふれあうことで、
精神的な安心を与える効果、社会的コミュニケーション能力を高められる効果があると言われています。

人に癒しを与えれるような高度な訓練を受けたワンちゃんのことです。

セラピードッグになるには

  • 生後8ヶ月以上の犬であること
  • 必要なワクチンや狂犬病の予防注射を受けていること
  • トイレトレーニングが完璧

など、基本的なしつけができていること、どこを触られても嫌がらない子を、育成機関で2年以上かけて45を超える項目を習得させます。
セラピー犬認定試験に合格してから、セラピードッグとして活動できるようになるのです。

一部のトレーニング内容をあげてみます。

アイコンタクト

目と目を合わせて、お互いの意思統一・信頼関係を高める、大切なことです。

同速歩行

犬は人の足に触れない程度の距離を保ちながら、人の左側を同じ速度で歩く訓練をします。

  • 普通な速さ
  • 駆け足
  • ゆっくりなどの速度調整
  • 後遺症から不規則な歩き方への対応
  • 杖への恐怖心克服
  • 車いす利用者との歩行            など

ベッドマナー

個室で、ベッドから起き上がれない人との接し方、入室から退室までの流れを学びます。

セラピードッグに向いている犬種

人懐こさを持っているダックスフント(小型犬)でも、温厚な性格のゴールデンレトリバーの様な大型犬など、犬種に指定はありません
人と接することが好きで、耐久力が求められます。

どんな場所で活躍しているのか

病院

面会時間も限られ、何かと制限されることが多く孤独感を感じがちな、入院生活。
情緒不安定になったり、精神的に参ってしまう患者さんが多いので、セラピードッグとのふれあいでを通して、前向きに治療頑張ろう!と思えるような手助けをする役目を担っています。

高齢者施設

家族のいない高齢者にとって、セラピードッグとふれあうことで、心の癒しになったり、元気の源になります。

刑務所

刑務所や少年院で動物とのふれあいを通じて矯正教育を行っています。
アメリカの女子刑務所では再犯率は激減し、とある青少年刑務所では再犯率ゼロという実績があります。

被災地訪問

避難所や仮設住宅を訪問し、心を癒す、元気付ける効果があります。

セラピードッグとふれあって得られる効果

気持ちにゆとりをくれる他に、精神的な安定や血圧の数値の高かったのが改善されたなど病気にも効果があるとされています。

生理的効果

犬と触れ合うことで血圧が下がったり、リラックスしたときに出る脳波(アルファ波)が出たりすると言われています。

心理的効果

重度の病気やけがの後遺症などを持つ人がセラピードッグと交流すると、「頑張らなくちゃ!」という早く元気になろうという、動機付けになり、動かなかった手足が動くようになったりと、リラックス効果や治療効果を高める役割を果たしています。

社会的効果

  • 人と話すことがなかった人が会話するようになった
  • 会話が増えた
  • 初対面の人に話しかけられるようになった

など、コミュニケーション能力が高まると言われています。

セラピードッグの注意点

動物のアレルギーを持っていたり、苦手な方の力になれないのは残念なことです。

人にはいい効果があったとしても、ワンちゃんには大きな負担になってしまいますから、犬の疲労を考えて30~50分くらいが一般的です。周りの人・ワンちゃんへの配慮を忘れずに。

まとめ

まだ日本では、普及率は低いです。
ペット先進国のヨーロッパのように、犬と共に生活できる環境に日本はなっていないことや、飼い主のマナー水準が低いのも原因だと思います。

病気や認知症患者の症状を改善するだけでなく、
介護している人への負担も軽くなるセラピードッグの活動が普及していくといいですね。